痛い所が原因とは限らない!【整体豆知識】 | Ka楽Da楽

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  • 「肩がこった」「腰の調子が悪い」などなど、生活する中で様々な症状があります。
    そんな時、皆さまはどうしていますか?
    きっと、肩がこったら肩の辺りをもんでもらうとか、腰が痛ければ腰周辺をもんでもらうなどするのではないでしょうか。
    自分も子供の頃、母親の肩もみや背中に上がって足踏みをするなどしていた記憶があります。
    もちろんそれはそれで気持ちが良いですし、その場ではスッキリすることでしょう。
    痛みや不調があるとその箇所にばかり意識がいってしまうのはしょうがないことです。
    しかし、そのような対処をしてもいまいち改善につながらず、一向に症状が治らないことはありませんか?
    痛みの原因は他にある!
    痛みを感じている箇所に痛みの原因全てがあるわけではありません。これって結構意外に感じませんか?
    もちろん痛みの箇所に湿布を貼って対処することは多々ありますし、その場しのぎとしは十分効果を感じます。
    でもそれは決して根本的な解決にはなりませんし、痛みが解消するまで長い時間がかかることもあります。
    痛みがあるということは、端的に言うと、血流の滞り老廃物の蓄積が起きているということ。
    つまり、これを取り除くことで痛みの解消につながる可能性が高いのです。

    痛みの原因を探ることが大切!
    例えば、臀部に痛みと感じた場合、お尻を直接押したり揉んだりするだけでも確かに気持ちは良いです。
    しかし、痛みの原因が他にあると判明した以上それだけでは根本的な解決にはなりません。
    お尻を支配している神経にも痛みの原因があると考えられ、その神経は背中と腰の間にもあるため、その周辺に施術をすることで痛みの軽減が期待できます

    肩こりも同じです。
    肩ばかりをもみほぐしても一時しのぎになってしまいますので、まずは痛みやこりの原因を探ることが重要です。
    原因は多岐に渡り、不良姿勢・呼吸・自律神経の乱れ・外部環境の変化・内臓の異常などが主に考えられます。
    身体が出しているSOSサイン」であり、その部分に現れた痛みは結果ということになるでしょう。

    以上のように、痛みが出ている箇所のみが痛みの原因であるとは限りません。
    根本的な原因を探り当てた上で適切な対処をすることが必要となりますし、逆にいうと、そこに気付かないうちはなかなか痛みや不調から逃れることが困難ということです。

    過去記事⇒身体の不調の原因を考えましょう! 

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