上半身の構造と働き② | Ka楽Da楽

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  • 上半身の筋肉を使う日常動作
    人間の身体にはたくさんの筋肉がありますし、その一つひとつを全て覚えるのは大変です。
    それでも、ご自身の身体のことや生活について知るには、重要な筋肉の働きは知っておいても損はないはず。
    今回は日常の動作とそれに必要な筋肉の名称を紹介します。

    上半身の構造とは働き➀ 

    ➀ 食べ物を口に運ぶ
    お皿から取った食べ物を口まで運ぶ動作は、腕にある「上腕二頭筋」などを主に使います。
    力こぶを作る時に盛り上がる腕の筋肉です。
    ② 引き出しを引く
    タンスなどの引き出しを手前に引く動作は、背中側の肩にある肩甲骨に付着する「菱形筋」などを使います。
    肩甲骨に付着しているということは、菱形筋がこることで肩甲骨の動きが悪くなります。
    肩甲骨の動きが悪くなると、首や肩のこり・不調につながります。
    ③ 物を持ち上がる
    地面に置いた段ボール箱を持ち上げるなどの動作は、肩の「三角筋」や背中の「広背筋」などを使います。
    三角筋が弱くなると、肩にも影響を与えますし、腕の力も入りづらくなります。
    ④ 物を抱える
    段ボール箱を胸の前に抱える動作は、胸の「大胸筋」などを使います。
    男性が憧れる厚い胸板こそがこの大胸筋です。
    大胸筋も肩の動きに影響を与えますので、固くなったり筋力が低下することを防ぎたいものです。
    ⑤ 胸を張る
    腰に手をあて、威張るように胸をグンと前に張る動作、これは「僧帽筋」を使います。
    僧帽筋は背中から肩にある筋肉で、肩こりに直結する筋肉です。
    ⑥ 辺りを見回す
    キョロキョロと辺りを見回す動作は、首の後ろの「頭板状筋」を使います。
    この筋肉が固くなると当然ですが首の動きが悪くなってしまいます。

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