骨格って何のこと?その役割について! | Ka楽Da楽

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  • トピックス2021.12.05

    骨格という言葉、普段よく耳にしませんか?
    骨のことなのは間違いないとしても、1本1本のことではない気がする・・・。
    関節のこととも違う・・・。じゃあ、骨格とはどういう意味でしょうか。

    骨は身体を支える柱
    骨格とは、身体の土台となる骨組みのことを言います。
    人間の骨格は身体の構造に合わせた大小200以上の骨で構成されており、身体が形づくられています。
    部分的に見ると、頭は耳の中にある骨も入れて29個、背骨が26個、胸が25個、肩から指先まで64個、骨盤からつま先まで68個の骨があると言われています。
    骨の役割について
    それぞれには役割があります。
    頭の骨は脳や眼球、耳などを保護し、胸の骨はかご状の形であることで心臓や肺など生命に重要な臓器を守っています。
    骨盤は受け皿のような形状で、腸や泌尿器、生殖器などを下からしっかり支えています。
    身体の背中側には首からお尻にかけて脊柱が通り、身体の軸となっています。手足の骨は、関節によって他の骨とつながり、様々な動きを実現してくれます。
    身体を支え臓器をしっかり守るという大事な役割がある以上、骨が弱くては役に立ちません。
    骨の主成分はカルシウムとリンが結合して出来たリン酸カルシウムの結晶です。そこにコラーゲンが結合することで頑丈な構造が出来ています。
    骨は、表面が骨膜という血管や神経が通る膜で覆われており、内部には骨質と呼ばれる硬い部分と血液を作る骨髄があります。
    つまり、骨は骨格としての役割の他、血液を作るという重要な役割も担っているということになるのです。
    役割のまとめ
    1.身体を支える
    骨は頑丈な構造になっており、人体を形づくる基礎となる器官です。脊柱が軸となり、200個以上の様々な形状や長さの骨が組み合わさって土台を形成しています。
    2.内臓などを守る
    複数の骨が組み合わさり、脳や内臓など身体の内部にある柔らかい器官を収容し、保護する働きをしています。
    頭の骨は脳を、胸の骨は心臓や肺を、骨盤は腸などをしっかり守っています。
    3.血液を作る
    骨質の内部にある骨髄には、血液細胞を作る骨髄組織があります。
    赤血球・白血球・血小板などの全ての血液の成分が骨髄で作られているのです。
    4.カルシウムを蓄える
    骨はカルシウムやリンを蓄えます。これらのミネラルは筋肉や神経を動かすために欠かせない成分で、欠乏すると骨が溶かさカルシウムやリンが血液中に放出されます。

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